クリエイターこそ断捨離すべし!オタク絵描きがモノを減らしたら、良いことずくめだった件

やる気が出ない、筆が進まない……

そんな停滞感を感じている時こそ、実は「断捨離」の出番です!

突然ですが、あなたの作業机や部屋はスッキリしていますか?それとも、いつか使うはずの資料や、溢れかえったグッズに圧迫されていますか?

……耳が痛い話かもしれませんが、私自身の経験から言えば「創作のやる気が湧かない」と悩んでいる時ほど、部屋の状態も混沌としがちなものです。

かつての私も、家族に呆れられるほどの「カオス部屋」の住人でした。山積みのモノに囲まれて、漠然とした不安と停滞感に悶々とする毎日。

しかし、一念発起して持ち物の半分以上を手放したことで、状況は劇的に好転しました。

物理的なスペースが空いただけでなく、消えかけていた「創作への熱量」までもが、面白いように戻ってきたのです。

今回は、絵描きでオタクでもある私が、断捨離を実践して実感した「4つの嬉しい変化」についてお話しします。

この記事を読み終える頃にはあなたもきっと、ゴミ袋を片手に部屋を整理したくなっているはずです。

こんな人にオススメ!
  • 部屋に物が多くて、なんとなく落ち着かない
  • 「描きたい」はずなのに、何故か机に向かえない
  • 今の自分を変えるための「きっかけ」が欲しい
  • 推し活も創作も、もっと純粋に楽しみたい
目次

【変化①】物理的変化で「描くハードル」が劇的に下がった

本や画材、そしてオタクグッズを厳選して手放した結果、部屋が見違えるほどスッキリしました。

そこで真っ先に実感したのは、「作業環境の乱れは、想像以上に創作意欲を削っていたんだな」ということでした。

モノを減らしたことで起きた具体的な変化は、以下の3つ。

  • 作業スペースが広がり、物理的な制約が消えた
  • 「探し物」と「準備」の時間がゼロになった
  • 視覚的なノイズが減り、集中力が持続するようになった

「机が狭い」という言い訳がなくなった

以前の私は、1つのデスクでアナログとデジタルを切り替えて作業していました。

しかし、デスクの上は常に物でいっぱい。スケッチブックやペンタブを広げるたびに、何かを端に避けたり、セッティングし直したり……

面倒になって「今日はもういいか」と諦めることもしばしばでした。

ところが、断捨離によって4個あったカラーボックスのうち3個が不要に。空いたスペースに念願のPC専用デスクを増設することができたのです 。

Before:作業のたびに機材を大移動。描く前に疲れる……

After:座ればすぐ描ける。画材を広げてもスペースに余裕がある!

デジタル作業スペース2026年版
現在のデジタル作業スペース。24インチのサブモニターも置ける!
かつては右側にある棚より1段少ないくらいのものが他に3つほど、現在PCデスクを置いている場所に鎮座していました。

「場所がない」というのは思い込みで、実は「不要なモノ」に場所を奪われていただけだったのだと痛感しました。

「準備疲れ」がなくなった

モノを減らしたことで、準備や片付けが驚くほど短時間で済むようになりました。

かつては「あの画材どこだっけ?」「あの時使った資料、どこかに残してあったっけ?」と探し回るだけで15分。ようやく見つけた頃には疲れてやる気なくなった……なんてことも。

現在は、自分が何を持っていて、どこにあるのかを全て把握できる量まで持ち物を絞っています。

思い立った瞬間に描き始められる。このスピード感こそが、描き始めの腰が重かった私にとって、何よりの特効薬になりました。

作業に集中できるようになった

モノが減ると、驚くほど作業に没頭できるようになります。

オタクの部屋は、放っておくと好きなキャラクターのグッズや派手な表紙の本で溢れがちです。これらは癒やしでもありますが、作業中には「無意識に集中力を奪う視覚的なノイズ」にもなります。

視界に入る情報を最小限にしたことで、「目の前のキャンバス」だけに意識を向けられるようになりました。

色合いを統一し、特に作業中に視界に入る場所にはなるべくグッズを置かない(置いてもぬいぐるみ1個など極力シンプルに)、背表紙が目立つ色の本にはブックカバーをかけるなどすると、集中の邪魔をしません。

【変化②】「好き」の解像度が上がり、創作の迷いが消えた

持ち物を厳選するにあたって意識したルールは、今の自分にとって「本当に必要で、心から愛せるもの」だけを残すというシンプルな一点でした。

徹底的にモノと向き合い、吟味し、それ以外を手放していく。

その過程を終えた時、私の創作活動やオタク活動には、これまでになかった「心地よい変化」が訪れました。

推しへの愛が深まった

実は私は元々、お気に入りのグッズほど「傷つけたくない」としまい込むタイプ。

しかし断捨離を機に、残すグッズを「毎日眺めたいほど好きな、最高の一品」に絞り、全て開封して飾ることにしたのです。

選りすぐりの「推し」が常に目に入る環境は、想像以上に幸福度を高めてくれました。

Before:たくさんあるのは嬉しいけれど、お気に入りほど大事にしまい込むだけで、存在を忘れがちに……

After:毎日愛でることで「本当の意味で大切にできている」実感が湧く!

「所有」から「愛用」へとスタンスが変わったことで、私の場合は結果的に作品やキャラに対する愛が深まったように感じます。

ちなみに今の私の集めるグッズは、ポストカードやステッカー等の「ファイルにまとめて画集感覚で見られて、飾ったり使ったりもしやすい」紙物中心(ファイルが一杯になれば定期的に整理)、アクスタは各作品1種類のデフォルメ絵柄しか集めないルールにしています。

その代わりに「同じ絵柄の推しなら衣装違いも集めてOK」としているので、表に出すものは着せ替え感覚で定期的に入れ替えています。
お気に入りは「グラフアート」シリーズ。

描きたい世界が明確になった

オタクグッズに限らず、部屋にあるものは、いわば自分の「性癖」の結晶です。

不要なモノを削ぎ落とし、最後に残った「少数精鋭」の持ち物たちは、私が「本当に描きたいものは何か」「どうありたいのか」を鏡のように映し出してくれました。

雑念の中に埋もれていた「自分の核心」が浮き彫りになった

「何か描きたいけど、何を描けばいいのかわからない」という迷いが消え、「こういうのいいな、描こう」と即座に筆を執れるようになった!

三千花
私の場合、断捨離を終えてもやめられなかったことの一つが「窓辺で多肉植物を育てること」でした。
そこから「子供の頃から植物が好きだった」ことを思い出し、花をテーマにした創作を始めるきっかけになったといえるかもしれません。

インテリアから学んだ「構成」の極意

モノを減らしたことで部屋の空間や心に余裕が生まれた結果、「もっとオシャレで快適に過ごせる部屋にしよう」「せっかくなら最高のグッズを、最高の状態で飾ろう」とインテリアに意識を向けられるように。

これが意外なことに、「画力(構成力)」の向上にも繋がりました。

選び抜いたグッズ、そして部屋全体のレイアウトやコーディネートを考えることが、何年も抜け出せなかったイラストのスランプを打破するヒントになったのです。

  • 引き算の美学画面にモチーフを詰め込むのではなく、見せたいものを絞る大切さに気付いた
  • 演出の視点「どうすれば推しが一番魅力的に見えるか?」という空間構成の視点が、そのまま「画づくり」に活かされた
  • コンセプトの重要性「どのような気分になれる部屋にしたいのか?」「この空間のストーリーは?」のような「コンセプト」を最初に考えられるようになった

センスは、選ぶ力から磨かれる。

断捨離を通じて身につけたこの視点は、私の絵に足りなかった「コンセプト」という命を吹き込んでくれました。

飾り棚のお気に入り。無関係な3ジャンルのグッズを同時に飾っていますが、互いに存在が喧嘩し合わないものを1個ずつ。
小物の色味や共通モチーフでそれぞれのキャラのイメージを壊さず統一感を保っています。

「オタク×オシャレ部屋」を目指すにあたって、ブログ『様子のおかしいインテリア店』様の記事を度々参考にさせていただきました。

【変化③】「決断のトレーニング」を繰り返し、先延ばし癖がなくなった

筋金入りの優柔不断と面倒くさがりで「明日から頑張る」が口癖だった私。

しかし、断捨離を経てそんな先延ばし癖がすっかりなくなりました。

  • 判断力の向上「捨てる/捨てない」の決断を繰り返すことで、自分の判断基準が明確になった
  • 執着からの解放「もったいない」という執着を手放したことで、より合理的で迷いのない判断ができるようになった
  • 「決断疲れ」の軽減身の回りをシンプルにしたことで、日々の「小さな迷い」にエネルギーを奪われなくなった

「暮らしが快適になる」という成功体験が自信に繋がり、今では締切やチャンスを逃すことなく、迷わず行動に移せています。

【変化④】特別な節約なしで、お金が貯まるようになった

断捨離前は貯金残高が全く増えず、「オタクは散財する生き物だから仕方がない」と諦めモード。

しかしモノを減らしたことで、特別な節約を意識せずとも自然とお金が貯まるようになりました。

何故、モノと共に出費も減ったのでしょうか?

1. 「入れる」ことに慎重になった

手放す際の大変さを知ったため、新しいモノを増やすことに自然とブレーキがかかるようになった

2. 「物欲」自体の消滅

「少数精鋭のお気に入り」だけ残して愛用することで、「これがあるから十分」と思えるようになった

3. 無駄買いがなくなった

持ち物を全て把握できているので、「既に持っていた」「なんとなく買い」がなくなった。自分の部屋が快適なので、目的のない外出での無駄な出費もゼロ

4. 維持コストの低下

管理するモノの数が減ることで、メンテナンス費用も少なく済む

ゲームや画材を全く買わなくなったわけではありません。むしろ、「本気で心動いたもの」や「知識経験」、「作業環境」には以前より思い切りよく投資しています。

それなのに以前のような勢いでお金が減らないのは、自分の中に確固たる「買う基準」ができたからだと感じています。

まとめ:1日5分、引き出しひとつの整理から変わる!

今回は、私が断捨離を通じて感じた変化について、大きく分けて4つ解説しました。

  • 作業に集中できる環境が整った
  • 創作やオタ活の満足度が上がった
  • 先延ばし癖がなくなり、行動力が上がった
  • 無駄遣いが減り、お金が貯まるようになった

正直なところ、「人生が変わった」と言っても過言ではないほど、自分を取り巻く空気感がクリアになりました。

勿論、SNSで見かけるような「殺風景な部屋に住むミニマリスト」になる必要はありません。

画材や資料、そして大切なインスピレーションの源に囲まれているのがクリエイターです。適切なモノの量は人それぞれですし、無理に減らして心の元気をなくしては本末転倒。

しかし、ついモノが増えすぎてしまう私たちだからこそ、「今の自分にとって本当に大切なもの」を定期的に選び取る作業は不可欠です。

最高のインスピレーションも、ガラクタの下に埋もれてしまえば、その輝きを活かすことができません。

まずは1日5分、小さな引き出しひとつから。それすら気が重いなら「今、デスクに放置している空のペットボトルを1個捨てる」だけでも十分な一歩です。

「ちょっとスッキリしたな」という小さな実感が、停滞した状況を動かす確実なきっかけになるはずですよ!

もっと詳しく断捨離を知りたい方は、こちらの本を参考に。「気軽に始める」と「オタク向け」でそれぞれピックアップしました。

断捨離の元祖・やましたひでこさん直伝!1日5分から気軽にできる実践的な断捨離のアイデアが満載です。

捨てられない「オタク部屋」特化なら、カレー沢薫先生の漫画版。断捨離したら、推し活・オタ活も充実!

「断捨離」以外の本がいい?その他の管理人オススメ片付け本はこちら!

バブリー芸人・平野ノラさんもオススメの一冊「カレン本」。特に「モノを通じて自分を見つめ直す」ことに主眼が置かれているのが特徴的。開運をモチベーションに片付けしたい人にも。

片付けってどうすればいいかわかんない!そんな迷える汚部屋住人へ。ラブコメ仕立てのストーリー漫画でライトに読めるけど、中身はかなり実用的。

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